茸姫
作品紹介
朝起きたら市役所だった。
たしかに昨日は酒を呑んで寝たが、まだ夢の続きだとも思えない。
目の前では、なぜか公家眉で十二単をきた少女が騒いでいる。
そんな不可解な状況の中、ひとつだけ分かったことがあった。
ここは、市役所じゃなく……死役所だった。
- 電撃文庫MAGAZINE Vol.2(2008年7月号)掲載
『まるごと一冊“入間人間”』収録
- イラスト:左
登場人物
クロスオーバー
- 最終更新:2012-01-07 09:02:04
朝起きたら市役所だった。
たしかに昨日は酒を呑んで寝たが、まだ夢の続きだとも思えない。
目の前では、なぜか公家眉で十二単をきた少女が騒いでいる。
そんな不可解な状況の中、ひとつだけ分かったことがあった。
ここは、市役所じゃなく……死役所だった。