いもーとらいふ〈上〉

作品紹介

「わたしのじんせーは、にーさんでほとんどだもん」
シスコン&ブラコンの“一生”を描く兄妹ラブコメ

 夏休みの終わり。妹が俺に泣きついてきたのは、あちらが六歳で、こちらが十歳のとき。
 珍しく側に寄ってきた妹の手には日記帳の表紙があった。目が合うとおずおずそれを差し出してきて、「てつだって」と、か細い声でお願いしてくる。
 俺と妹の関係が始まったのは、その瞬間だと思った。
 泣き虫で、根性がなくて、ぼーっとしてて、友達もいない、心配で放っておけない存在。
 ――それが妹だった。
「わたしのじんせーは、にーさんでほとんどだもん」
 幼少時代からの成長、そして大人になるなかで選択した人生――。離れられない二人の“一生”を描く、ちょっぴり苦い兄妹ラブコメ。
泣き虫で、根性がなくて、ぼーっとしてて、放っておけない可愛い存在。
――それは、妹。
シスコン&ブラコン兄妹の“一生”を描く真実の愛の物語。

章題

0~15
16~18
19~20
21~22
23
24
25

登場人物

 

クロスオーバー

 

パロディ元ネタ

 

表紙

imoto1.jpg

  • 最終更新:2016-07-10 15:33:35

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