いもーとらいふ〈上〉
作品紹介
「わたしのじんせーは、にーさんでほとんどだもん」
シスコン&ブラコンの“一生”を描く兄妹ラブコメ
夏休みの終わり。妹が俺に泣きついてきたのは、あちらが六歳で、こちらが十歳のとき。
珍しく側に寄ってきた妹の手には日記帳の表紙があった。目が合うとおずおずそれを差し出してきて、「てつだって」と、か細い声でお願いしてくる。
俺と妹の関係が始まったのは、その瞬間だと思った。
泣き虫で、根性がなくて、ぼーっとしてて、友達もいない、心配で放っておけない存在。
――それが妹だった。
「わたしのじんせーは、にーさんでほとんどだもん」
幼少時代からの成長、そして大人になるなかで選択した人生――。離れられない二人の“一生”を描く、ちょっぴり苦い兄妹ラブコメ。
泣き虫で、根性がなくて、ぼーっとしてて、放っておけない可愛い存在。
――それは、妹。
シスコン&ブラコン兄妹の“一生”を描く真実の愛の物語。
- いもーとらいふシリーズ
- 2016年7月9日発売
- イラスト:フライ
- 新刊/既刊情報|電撃文庫公式サイト
- 電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編3編に加筆修正&書き下ろしを大幅に追加し文庫化
章題
0~15
16~18
19~20
21~22
23
24
25
登場人物
クロスオーバー
パロディ元ネタ
表紙
- 最終更新:2016-07-10 15:33:35